昨日は、都内のホテルで研修を受講しました。テーマは「勝海舟」に学ぶでした。講師は東洋思想家、タオマネジメント代表の田口佳史先生でした。学びは三点
一点目は、勝海舟は、ないものねだりせず、「自分の持っている強み」で勝負していったことです。彼は今の自分の中で何が自分の強みになるかを考え抜きました。そして持っている強みを、生涯一点集中して磨いていったことです。これが勝海舟を人物に育てていきました。
二点目は、勝海舟は敵対する人とも仲良くなれる、人間的な器の広さがありました。西郷との出会い、坂本龍馬との出会い、そうとうの人たらしでした。この「人間の器の大きさ」が、江戸城無血開城の軌跡を、勝海舟に成し遂げさせました。
三点目は、時代を読む感覚が鋭かった事です。剣術から蘭学へ。蘭学から海防論へ。海防論から明治維新へと時代の最先端を見据えて行動していきました。常に時代を肌で感じることができました。
私は、現在62歳です。88歳までは現役を続けます。あと26年間に少しでも勝海舟に近づけるように精進します。